都倫研からのおしらせ

東京都高等学校公民科「倫理」「現代社会」研究会の情報をお伝えします。

令和3年度 第2回研究例会のご案内

 

 

日頃より当研究会の活動のために格別のご支援とご高配を賜り、心より御礼申し上げます。

都倫研では下記のように第2回研究例会を開催いたします。緊急事態宣言が解除されましたので、公開授業は録画になりますが、席の確保・消毒等の十分なコロナ対策を施しながら、対面での開催を基本として企画しました。第六波の到来など事態が悪化した場合は、zoomを利用したオンライン開催に切り替えますので、参加希望の方は、QRコードからの事前登録をお願い申し上げます。

今回は、万全のコロナ対策を施した上で、対面の開催と致しますので、オンラインでの配信は致しません。QRコードでの登録は必要ありませんので、直接会場にお越し下さい。

 

1.日 時  

令和3年11月23日(祝)13時30分~17時00分

 

2.会 場  

東京都立白鷗高等学校 東京都台東区元浅草1-6-22 4階多目的ホール

【交通:都営大江戸線新御徒町駅 徒歩5分】

交通アクセス | 都立白鴎中高一貫Webサイト

 

*オンライン開催となりzoomの利用が難しい方は、都立白鷗高校4年4組教室にお集まりください。

 

3.内容

・13:30~14:50 録画による公開授業及び研究協議

「出会いと別れの現代社会」

都立小山台高等学校 教諭 茶山 一郎 先生

 

・15:00~16:40 学術講演

「供犠的構造をいかに脱臼するか―デリダ「死を与える」から「最後のユダヤ人」へ」

東京大学 大学院 総合文化研究科 准教授 郷原 佳以 先生

 

・16:50~17:00 事務連絡・閉会

 

4.オンライン参加の方法(開催の前にZOOMのインストールをお願いします)

11月16日(火)までに、QRコードから参加の事前登録をしてください。

 

オンライン開催となった場合、登録していただいたメールアドレスに、ZOOMのミーティングID・PWを連絡いたします。

自宅のパソコン等を利用して、こちらのURLから事前登録することもできます。       

https://forms.office.com/r/Lwkat3SnkN

(都立学校のパソコン(TAIMS等)からはアクセスできません)

 

 5.お問い合せ

事務局  菅野功治(かんのこうじ)

東京都立西高校  

tel 03-3333-7771   fax 03-3247-1340

E-mail Kouji_Kanno@education.metro.tokyo.jp

 

 ※当研究会は東京都教育委員会が認定した教育研究普及事業認定団体ですので、都立高の先生方は「内国研修」でご参加可能です。(オンライン参加は、「自宅から自宅への移動」としてお届け頂き、半日の振り替えが付きます。)

※当研究会の学術講演は、「上廣倫理財団」よりの助成を受けて、実施させて頂いております。

 

■録画による公開授業要旨■(茶山先生より)

現代社会」のラストイヤー、その別れの年の最初の授業。科目、教員と生徒たちとの出会い。

これまで、この「出会いの時間」の公開授業がなかったのではないでしょうか?

「弱きを助け、強きを挫く現代社会」などと「現代社会」という科目の説明や高校での学びの話など、37年間ほぼ「現代社会」という科目とともに生きてきた「総決算」をお伝えできたら、と思います。

 

■学術講演講師プロフィール■(郷原先生)

1975年生。2007年、パリ第7大学大学院博士課程(文学)修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授。研究分野:ブランショデリダなどにおけるエクリチュール(書くこと)をめぐる諸問題。著作:『文学のミニマル・イメージ――モーリス・ブランショ論』(左右社、2011)、『デリダと死刑を考える』(共著、白水社、2018)など。訳書:シクスー+デリダ『ヴェール』(みすず書房、2014)、デリダ『散種』(共訳、法政大学出版局、2014)、デリダ『獣と至高者Ⅰ』(共訳、白水社、2014)など。

 

■学術講演要旨■(郷原先生より)

「死を与える」(1990)は、イサク奉献の逸話においてアブラハムが置かれた極限状況の考察を通して、死、贈与、宗教、他者、倫理、責任、決定、秘密、動物、等々といった後期デリダの主要な主題を一挙に扱った、デリダの全活動のなかで結節点となった講演である。しかし、それゆえに、この講演で提出された問いは、そのなかで解消されているわけではない。1980年代末以降、デリダの一貫した課題は、西洋がそのうえに成立しているユダヤキリスト教の根本にある供犠的構造を、回避することは不可能であるとしても、少なくともその不可避性を直視するということであった。本講演では、「死を与える」を他の諸著作との関わりのなかで位置づけ、デリダの真の問題意識を見極めたい。

 

(追記)

この度、講演者の郷原先生が、今回の講演で主に取り扱う、デリダ『死を与える』(3・4章)および『創世記』(22章)の抜粋をgoogle driveにアップロードして下さいました。
この資料は、当日会場でも配布致しますが、事前にお目を通して頂くと、より理解が深まると思います。
以下のアドレスからご覧下さい。
https://drive.google.com/drive/folders/1a2SqB6Qd_B6o4am6JkQYFQK9EG79-nur?usp=sharing