都倫研からのおしらせ

東京都高等学校公民科「倫理」「現代社会」研究会の情報をお伝えします。

日本心理学会のシンポジウムのご案内

日本心理学会のシンポジウムのご紹介です。

よろしければご覧ください。

 

--------------------------------

先生方

シンポに登壇いただきありがとうございます。
下記のURLで,9/8(木)正午から9/11(日曜)まで,動画を一般公開予定です。
関心のある方,団体,研究会などにもアナウンスいただければ幸いです。
どうかよろしくお願いします。

------------------------------------
[IS-013] 高校「倫理」における心理学教育の導入
――心理学者と哲学者の対話――
https://confit.atlas.jp/guide/event/jpa2022/static/IS013

企画:日本心理学会教育研究委員会 高校心理学教育小委員会,楠見 孝(京都大学),唐沢 かおり(東京大学
話題提供者:楠見 孝(京都大学),唐沢 かおり(東京大学),直江 清隆(東北大学),河野 哲也(立教大学
指定討論者:和田 倫明(東京都立産業技術高等専門学校
司会者:市川 伸一(東京大学

本シンポジウムは,学習指導要領の改訂に伴って,来年度からスタートする公民科「倫理」の中に,心理学の内容が従前以上に導入されることにあわせて行う企画である。シンポジウムでは,従来の公民科「倫理」の問題点を踏まえて,今後の新たな「倫理」教育に向けて,心理学者と哲学者が連携し,高校教員や高校生に向けて発信するための課題について対話することを目的とする。話題提供では,楠見が,企画趣旨とともに,公民科「倫理」の中に,導入された心理学の新たな内容とその背景,今後の期待と現状の課題について述べる。唐沢は,「倫理」教育において心理学を教える意義と課題,哲学・倫理学と心理学が連携する重要性について述べる。直江は,哲学・倫理学の立場から,「倫理」の教育において科学としての心理学がはたす役割への期待について述べる。河野は,授業方法としての哲学対話が「倫理」の内容の理解と思考の深まりにいかなる影響を与えるかについて論じる。そして,指定討論者として,和田が,
心理学分野が教育課程とともにどのように変遷してきたかを振り返りつつ,公民科教育の実践を踏まえて,それぞれの話題提供に即して今後の課題を整理する。最後に,登壇者相互の対話をおこないたい。

令和4年度 都倫研夏季研究協議会のご案内

都倫研では下記のとおり、令和4年度夏季研究協議会を開催いたします。校務ご多用のところとは存じますが、ぜひご出席下さいますようご案内申し上げます。

1.日 時

令和4年8月22日(月)13:30~16:40(13:15受付開始)

2.会  場

東京都立上野高等学校 4階 視聴覚室 (地図はこちら

〒110-0007 東京都台東区上野公園10-14

電話 03-3821-3706

交通  JR山手線/京浜東北線上野駅公園改札より 徒歩13分

東京メトロ千代田線・根津駅より 徒歩6分

東京メトロ銀座線/日比谷線上野駅より 徒歩13分

JR線/京成線/舎人ライナー・日暮里駅より 徒歩13分

 

3.内 容 

(1) 13:30~14:45 「倫理」「公共」のための読書会
テキスト 鈴木大拙『禅と日本文化』(北川桃雄訳)、岩波書店岩波新書)1940年(1964年改版)

レポーター 東京都立上野高等学校   石浦 昌之 先生

【参考図書】
鈴木大拙『対訳 禅と日本文化』(北川桃雄訳) 講談社 2005年
鈴木大拙『新 禅と日本文化』(岩本明美訳) 能登印刷出版 2022年

 

(2) 14:55~16:25 新科目「公共」についての研修会
 「やってみよう思考実験」

いわゆる「思考実験」について、ご自身の実践をお持ち寄りください。
各自、授業用の教材プリント、試験問題などを45部ずつ、ご持参ください。
「思考実験」以外の実践をお持ち寄りいただいてもかまいません。
学生・院生の方も、教育実習の授業案や論文など、形式は問いませんので、
ぜひお気軽にお持ち寄り下さい。

 

(3) 16:30~16:40 事務連絡等

 

4.年会費 1,000円(当日受付)※今年度の総会で、当面の間、年会費は左記の通りとしました。
※当研究会は個人会員制です。ご参加には年会費を納入いただいております。
学生、大学院生は、年会費は不要です。

 

5.お問い合わせ  事務局 伊藤 昌彦

E-mail Masahiko_Itou@education.metro.tokyo.jp
東京都立杉並高等学校   電話 03-3391-6530   FAX 03-3398-3767
                                                            
  ※当研究会は、東京都教育委員会によって認定された教育研究普及事業認定団体です。
都立高校の先生方は「内国研修」でのご参加が可能です。

 

6.レポーターの石浦 昌之 先生からのコメント

新型コロナ感染拡大の最中の2020年11月に生誕150年を迎えた鈴木大拙。コロナ禍における政府や国民の反応を目の当たりにして、近代以降繰り返されてきた「日本とは何か」という問いが再び頭をもたげていたところに、今年3月には大拙の『禅と日本文化』新版の初めてとなる日本語訳が出版された。今回、読書会レポーターのお話を頂戴し、大拙の『禅と日本文化』を一つのヒントとして、日本の文化や思想、ひいては日本とは何かを、改めて考える機会を持てないか…と思った次第である。同郷の西田幾多郎に参禅を勧め、言葉にできない仏教の禅の精神を言葉により、しかも英語圏の人々に英文で伝えようとした大拙の業績は、とかく自画自賛になりがちな日本文化論客の中でもグローバルな視野を持ち得ているように思える。読書会では、『禅と日本文化』を手掛かりに、「公共」や「倫理」の学習に登場している、関連する先哲の思想も適宜取り上げながら、日々の授業に資する内容になればと思っている(よろしくお願い致します)。

令和2年度 都倫研紀要59集について

令和2年度の紀要は都立高校には4月に発送しましたが、

令和2年度に会員であった方で、

都立高校以外の会員の方、

および、都立高校教員でも個人用に追加希望の方は、

恐縮ですが下記まで、発送先住所をお知らせください。

送付させていただきます。

お手数をおかけしてすみません。

問い合わせ先:

mwada@gakushikai.jp

令和4年度 都倫研総会ならびに第一回研究例会のお知らせ

1.日 時  令和4年6月25日(土)13:30~

2.会 場  東京都立墨田川高等学校 第一校舎 一階会議室

※ 会場は、グランドのある広い敷地の方の建物です。

校内へは第一校舎と第二校舎の間を通る道に面する正門からお入り下さい。

アクセス

東武スカイツリーライン
  東向島駅から徒歩5分
  東武曳舟駅から徒歩6分
京成押上線
  京成曳舟駅から徒歩8分
■都営バス■
  東向島広小路から徒歩2分
  百花園前から徒歩4分

www.sumidagawa-h.metro.tokyo.jp

 

3.内 容 

(1) 13:30~14:20 記念講演 
演題「私の考えてきたこと、実践してきたこと」 
東京都立西高等学校 菅野 功治 先生

(2) 14:30~15:00 令和4年度総会

(3) 15:10~16:40 学術講演 

演題「科学・技術と現代社会」
東京大学名誉教授 村上 陽一郎 先生
 
4.年会費 2,000円(当日受付)
※当研究会は個人会員制です。ご参加には年会費を納入いただいております。
学生、大学院生は年会費は不要です。

5.お問い合せ  事務局  伊藤 昌彦
東京都立杉並高等学校  

電話 03-3391-6530   FAX 03-3398-3767
E-mail Masahiko_Itou@education.metro.tokyo.jp 

※当研究会は東京都教育委員会が認定した教育研究普及事業認定団体ですので、都立高の先生方は「内国研修」でご参加可能です。

 

◆学術講演講師プロフィール◆(村上先生)

1936年東京生まれ、東京大学教養学部、同大学院で科学史・科学哲学を学ぶ。上智大学理工学部東京大学教養学部、同先端科学技術研究センター、国際基督教大学東京理科大学で、教育と研究に従事。ほかに東洋英和女学院大学学長、ウィーン工科大学、北京人民大学などの招聘教授、OECD科学技術政策委員会副議長などを務める。
最近著に『コロナ後の世界を生きる』(編著、岩波新書)、『エリートと教養』(中公新書ラクレ)など多数。
講演テーマに直接関わるものとしては、以下の二つを挙げる。
『文化としての科学/技術』(岩波現代文庫)、『科学の現在を問う』(講談社現代新書)。

 

◆学術講演要旨◆(村上先生より)

日本では「科学技術」という四字熟語で、一括して取り扱われるが、科学は本来自然の中の謎を解きたいという人間の本性に基づく営みで、社会の中で役に立つことを目指す技術とは似て非なるものだった。第二次世界大戦において、科学の成果が軍事的に極めて高い利用価値があることが確認され、20世紀は、科学と技術とが融合する方向に進んだ。その結果、科学研究が、大きな社会的責任を負うという事態が生まれ、科学者も、謎解きの面白さに耽っているだけでは済まなくなったのが、現代社会である。しかし、科学者の社会的責任とは何か、そもそもそれを負うことが実際に可能なのか。問題は深刻かつ広汎である。

令和3年度 第3回研究例会に関して(2/25更新)

都倫研では下記のように第3回研究例会を開催いたします。

現時点では、まん延防止等重点措置が解除されておりませんが、席の確保・消毒等の十分なコロナ対策を施しながら、対面での開催としました。

内容としては、「哲学対話」を扱った授業実践報告、記念講演やケアの倫理に関する学術講演会を予定しています。

万障お繰り合わせの上ご参加くださいますようお願い申し上げます。

 

1.日 時  

令和4年3月19日(土)13時20分~17時20分 (13:00より受付)

 

2.会 場  

東京都立杉並高等学校 講義室E(社会科講義室)

東京都杉並区成田西4-15-15

交通:東京メトロ丸の内線  南阿佐ヶ谷駅から徒歩7分

JR中央線 阿佐ヶ谷駅から徒歩15分


3.内 容

13:20~14:40 

録画による公開授業及び研究協議・研究報告
「哲学に関わる関わる対話的な手法」を取り入れた公共の授業 ~哲学対話と教科の学習は両立しうるのか、成果と課題~

埼玉大学大学院教育学研究科

豊岡 寛行 先生(埼玉県立八潮南高校教諭)

 

14:50~15:40 

記念講演「未来をみつめる公民科教育とキャリア教育」

東京都立青梅総合高等学校 主幹教諭 本間 恒男 先生

 

15:50~17:20

学術講演「成熟した共感と感情主義的な徳倫理学の展開」

東京大学死生学・応用倫理センター上廣講座特任准教授 早川 正祐 先生

 

17:20~17:25 事務連絡・閉会

 

4.お問い合せ
東京都高等学校公民科「倫理」「現代社会」事務局事務局

菅野功治(かんのこうじ)

東京都立西高校   tel 03-3333-7771   fax 03-3247-1340

E-mail Kouji_Kanno@education.metro.tokyo.jp

 

※当研究会は東京都教育委員会が認定した教育研究普及事業認定団体ですので、都立学校の先生方は「内国研修」でご参加可能です(半日の振り替えが付きます)。
※事前申し込みは不要です。当研究会は個人会費制となっておりますので、年会費未納の方は会費2,000円をご用意下さい(学生・院生無料)。

 

■録画による公開授業要旨■(豊岡先生より)
今年度、教職大学院派遣研修を通じて、「哲学に関わる対話的な手法」に基づく授業を研究してきました。新指導要領は倫理に取り入れることを求めていますが、今回は公共のAを想定してこの手法を授業実践しました。倫理が選択科目に「降格させられた」今、公共において倫理や哲学することの面白さを体験させることは、私たちの課題だと思います。哲学対話は、その可能性を感じさせる活動と考えます。他方、指導要領には「哲学対話」という言葉は一言もありません。また、授業に取り入れる以上、見方・考え方の涵養に資する活動でなければなりません。公民科、公共において「哲学に関わる対話的な手法」を取り入れる意義、有効性、方法、教師の振舞いなどの議論の題材となれば幸いです。

 

■学術講演講師プロフィール■  早川 正祐(はやかわ せいすけ)先生
 1979年生まれ。三重県立看護大学准教授を経て東京大学死生学・応用倫理センター上廣講座特任准教授(文学博士)。専門は哲学・倫理学・臨床死生学。主論文に‘The Virtue of Receptivity and Practical Rationality’ (in Moral and Intellectual Virtues in Western and Chinese Philosophy: The Turn toward Virtue, eds. C. Mi, M. Slote, and E. Sosa, Routledge, 2016) および ‘Illness Narratives and Epistemic Injustice: Toward Extended Empathic Knowledge’ (in Knowers and Knowledge in East-West Philosophy: Epistemology Extended, ed. K. Lai, Palgrave Macmillan, 2022)。

 

■学術講演要旨■(早川先生より)
 米国の哲学者マイケル・スロート(1941年~)は、キャロル・ギリガンやネル・ノディングズが提唱した「ケアの倫理」の知見を積極的に取り入れることで、「感情主義的な徳倫理学」(sentimentalist virtue ethics)という徳倫理学の新機軸を打ち出した。むろん感情主義と言っても、それは、理性(または知性)の働きを軽視する浅薄な感情主義ではなく、理性の働きをも取り込んだ懐の深い感情主義である。私自身の哲学的考察もスロートから大きな影響を受けてきた。そこで本講演では、まずはスロートが依拠する「ケアの倫理」の基本的発想や、感情主義的徳倫理学における中心的徳である「成熟した共感」の特徴について説明する。そのうえで、スロートの方向性を継承しつつも、「成熟した共感」をどのように捉える

 

※当研究会では、学術講演の実施にあたり上廣倫理財団よりの助成を受けております。

お忘れ物

昨日は33名のご参加をいただき、ありがとうございました。

ハンガーにグレーのマフラーのお忘れ物がございました。12/29〜1/3まではサテライトキャンパスはお休みですので、それ以外の平日にお寄りいただければ、事務所でお預かりしております。


良いお年をお迎えください。


(和田)

令和3年度 冬季研究協議会のご案内

 日頃より当研究会の活動のためにご支援とご高配を賜り、御礼申し上げます。

  さて、都倫研では下記のように冬季研究協議会を開催いたします。今回は、内村鑑三の読書会に加え、「公共」の授業づくりを見据えた報告もしていただきます。席の確保・消毒等の十分なコロナ対策を施しながら、対面での開催としました。万障お繰り合わせの上、ご参加くださいますようお願い申し上げます。

 

1.日 時

令和3年12月27日(月)13:30~17:00(13:15 受付開始)

 

2.会 場

東京都立大学秋葉原サテライトキャンパス

東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル12階1202室

東京都立大学について :: キャンパス案内 :: 交通アクセス | 東京都立大学

 

交通:JR秋葉原駅 電気街口 徒歩1分 ほか

オフィスビルのため掲示物等貼りだせません。

エレベーターで直接12階にお越しいただき、案内表示に従っておいで下さい。

 

3.内 容

(1)13:30~14:40 

「倫理」「現代社会」のための読書会

テキスト:内村鑑三『代表的日本人』(岩波文庫)

東京都立足立新田高等学校 主幹教諭 加藤 隆弘 先生

*レポーターからの案内文は裏面参照

 

(2)14:55~16:55

「“公共”の授業について考える」実践報告会

①「資料を中心に据えた「公共」の授業へ向けて―フランスの教科書を参照して―」

城北学園城北中学・高等学校 教諭 藤谷 亮太 先生

統計データ、図表、文書など様々な資料の重要性が増していますが、講義の中に資料を差し込む程度に留まりがちです。そこで異なる文化を持つフランスを参照し、資料の内在的な力で展開される授業を紹介して参ります。

 

②「倫理的な視点から「公共」の授業をつくる」

               筑波大学附属駒場中・高等学校 教諭 山本 智也 先生

思想用語をただベタっと教えても「公共の扉」にはなりません。思想をリアルな事象といかに接続し、考えるに値する問いを立てるか、教科書の内容をふまえて構想します。また、種本など授業づくりの過程も共有します。

*実践報告ごとに質疑応答を行います。

 

(3)16:55~17:00  事務連絡・閉会

 

※当研究会は東京都教育委員会が認定した教育研究普及事業認定団体ですので、都立学校の先生方は「内国研修」でご参加いただけます。

 

■読書会要旨■(加藤先生より)

 今まで、特定の人物を研究した経験もなく困惑いたしましたが、自分自身の成長ととらえて挑戦したいと思います。

 今回は、前から興味をもっていた内村鑑三の『代表的日本人』を取り上げたいと思います。内村は敬虔なキリスト教信徒ですが、この本では、西郷隆盛上杉鷹山二宮尊徳中江藤樹日蓮上人と幅広い人物が書かれています。

 この中の人物で、特に日蓮を中心に考察したいと思います。内村が生きた時代、国家観、人間観が影響していると思いますが、なぜ?他宗教の日蓮を取り上げているのか、私自身疑問があるからです。また、この考察から、現在の混沌とした時代を自分らしく生きる生き方のヒントがあるのではないかと思います。

 岩波文庫『代表的日本人』(内村鑑三著 鈴木範久訳)をベースに先生方と考えられる機会がもてればと考えております。宜しくお願いいたします。

 

*研究会の活動については都倫研ホームページ(http://www.torinken.org/

並びに、都倫研ブログ(http://torinken.hatenablog.com/)をご覧ください。

 

※当研究会は東京都教育委員会が認定した教育研究普及団体です。事前申し込みは不要です。

※当研究会は個人会費制です。年会費未納の方は会費2,000円をご用意下さい(学生・院生無料)。

※当研究会では、学術講演の実施にあたり上廣倫理財団よりの助成を受けております。

※お問い合わせ先:東京都高等学校公民科「倫理」「現代社会」事務局

東京都立西高校  菅野功治(かんのこうじ)TEL 03-3333-7771   fax 03-3247-1340

                               E-mail Kouji_Kanno@education.metro.tokyo.jp